マッスル北村の死因は餓死?
東大行ってて、それなりの企業に入ってれば確実にこの古臭いアパートよりいい家に住めたのに、幸せそうに鶏肉ジュースを飲んでるマッスル北村さんを見ると、やっぱり幸せってのは金とか身分だけでは測れないって分かりますね。 pic.twitter.com/Iy1KboB9Jc
— 今川ギララREBOOT (@Tottokotokobusi) August 19, 2019
マッスル北村の死因は先ほども書きましたが異常な低血糖状態の急性心不全が原因です。
低血糖状態とは
インスリン製剤や経口血糖降下薬の用法・用量と、食事療法、運動療法のバランスがうまくとれていないときに起こる
と言われています。
つまり
- 食事時間がいつもより遅い/食事の量が予定量より少ない(不規則な食事)
- 予定よりも激しい運動や長時間の運動をした
- 飲酒時
- 入浴時
の時に起こりやすいというわけです。
しかし低血糖状態から急性心不全になることはあまりないです。
低血糖状態になると「空腹感・あくび」が出てきて、次に「無気力・倦怠感」が襲ってきます。
その後に「発汗・動悸・顔面蒼白」の状態となります。
ここから先になると「意識消失・けいれん・昏睡状態」となってしまいます。
マッスル北村はこの極度な低血糖状態が続いたために命を落としてしまったというわけです。
マッスル北村の伝説や名言
1千回と1千1回とでは天と地の隔たりがあった。 まさに最後の1回は全身全霊の限界力を振り絞った一発。 最後の一発はその前の1千回に勝るとも劣らない価値がある。 マッスル北村(ボディービルダー) pic.twitter.com/bfWJD6QVE0
— 深イイスポーツ名言集BOT (@sportsmeigen01) February 18, 2020
では続いてマッスル北村さんの優しさと伝説や名言について見ていきます!
マッスル北村の伝説について
経歴を見ていただければわかりますが、マッスル北村は数多くの伝説を残しています。
その中でも特に伝説といえるエピソードを抜粋しました。
①自転車で200km
マッスル北村は高校時代自転車に没頭していたのですが、ある日の深夜2時に自宅を出発し、自転車で200km進むという計画を実行しました。
そして16時間ぶっ通しで坂道を含む道中を漕ぎ続け、喉の渇きが限界に達します。
漕ぐのを止めて持ってきた牛乳を飲み干したところ、牛乳が腐ってしまっていて意識を完全に失って道で倒れて救急搬送されたといいます。
これは伝説以外の何者でもないんじゃないでしょうか。
②急な増量と急な減量
マッスル北村はボディビルに専念するようになってから様々な大会に出場していました。
この時も急にアジア選手権のオファーが入り、了承しましたがアジア選手権までにはあと4日しかありませんでした。
出場するには体重を絞らなければいけません。
しかし当時のマッスル北村は、前のコンテスト直後で自分の食欲をコントロールできず、わずか2日で85kgから98kgまで太ってしまったという最悪の状態でした。
この状況だと諦めるのが普通ですが、そこから100kmマラソンに挑戦し
途中で足の爪がはがれようとも、シューズの中が血で溢れようともトレーニングを続け、途中からは爪の痛みにより覚醒し、計120kmを15時間かけて走り抜き、14kgの減量に成功し、無事アジア選手権に出場します。
この2つはマッスル北村の伝説の中でも抜粋すべきものかなと思います。
マッスル北村の名言について
マッスル北村の名言はたくさんありますが、個人的に厳選したものをお届けします。
- 自分のためだと思うと力は出ないが、自分を信じてくれている人たちのためなら頑張れるような気がした。
- 絶望や失意の時こそ過去の自分を反省する絶好のチャンスであり、またとない飛躍の時なのだ。
- 負けや失敗を恐れず自分の心が真に欲する闘いに黙って挑みたい。
- 他人を納得させる記録や結果よりも、たとえ自己満足と笑われようが自分で自分に心から「よくやった」とひとこと言える闘いこそ、まことの勝利であり人間としての自信と誇りを得て人生で最も大切な優しさや思いやりを身にまとう瞬間だと思う。
- たとえば素敵だなって思うでしょ。そうしたらその女性にふさわしい男に鍛えなおさなければいけないと考えちゃうんです。
などなど。
様々な努力をされてきたマッスル北村さんだからこそ、言える言葉ですね。
マッスル北村の優しさ
経歴のところを見ると分かりますが、マッスル北村はかなり優しい性格をしています。
ボクシングでは人のことを殴れないと発言していますし、医者になって人の役に立ちたいとも語っています。
またボディビルに挑戦した時には
「僕はボディビルを通じて万人を勇気づける心の医者になりたいと願っていた。」
とも語っています。
ずっと生きていて欲しかったですね…。